<主要登場人物紹介>
○生方幹人<うぶかたみきひと>(14) 主人公。兵庫県、私立四田学園中等部二年。家は漢方薬局。しかして、間の者を 作り出した一族、唯間の者の末裔。頭はいい方なのだが最近倦怠気味。状況に乗る と行動力を発揮するが普段は弱気。性欲は強い。脚フェチの気が(笑) 大阪に離婚した母親と父親違いの妹がいる。唯間の者としての間の中和能力があ るみたいだが本人はあまり自覚が無い。ちなみに最近8倍速のCDRを買った(^^) その内、液晶モニターも欲しいなどと思っていやがる。 ○生方みずき<うぶかたみずき>(11) 奥間の者の少女。母親の再婚に伴って幹人の家に引っ越してくる。幹人の義理の 妹。勝ち気な性格から幹人とよく衝突する。しかし田舎育ちなので他の人間との対 人関係は臆病。母親に怒られるのが恐い。 ○生方ちひろ<うぶかたちひろ>(4) みずきの妹にして幹人の母親違いの妹。普段はあまり何も考えていないが好奇心 だけは旺盛な幼児。姉とは違い人見知りがあまり無い。奥間と唯間のハーフ。 ○生方繁<うぶかたしげる>(42) 幹人の父親。生方漢方薬局の経営者。親の遺産を整理する過程で、間の者の 存在を知り、友美・みずき親子と出会い、友美と再婚。後にちひろが生まれる。 北杜夫のような顔をしている。ちひろの様に何も考えていないのほほんとしたとこ ろがあるが結構計算づくで生きている。前妻とは性格の不一致で離婚。 ○生方友美<うぶかたともみ>(31) みずきとちひろの母親。優しい性格だが、奥間の使い手としては熟練していて、 その面では娘達に厳しい。前夫は同じ里の者だったが同族婚が多かったためか進 行性遺伝子障害でみずきが生まれてすぐ死亡。 ○生方岬<うぶかたみさき>(29) 繁の妹。幹人の叔母。大学の薬学部を出て製薬会社に勤務していたが。退職 して実家の薬局を手伝っている。ざっくばらんな性格だが、会社を退職した理由は 不倫らしい。 ○道家裕子<どうけゆうこ>(12) 径間の者の少女。病弱だったため学校には行かず自宅療養しているお嬢様。 頭もよく、径間の能力も優れているが躁鬱の傾向があり、カーネル・サンダースの 立像等ガラクタを収集するのが趣味。 ○道家綾二郎<どうけあやじろう>(73) 道家家の当主。裕子の祖父。現在は一線を引退して一族を統括している。 ちなみに道家家は戦前から貿易業を営んでいるが現在はその実体は無く、実は東南 アジアで華僑系財閥としてコンテナ輸送船企業を経営している。 ○道家沙居<どうけさい>(1008) 自律人型として千年前に唯間の者によって創られた本来は諜報破壊工作暗殺用の 人造の間の者。その後、数百年間蔵の中で眠っていたが十五世紀末に当時の唯間派 の宗主、生方種名<うぶかたしゅな>によって発見されて大幅に改造されて現在に 至る。以降は道家家に預けられ、筆頭執事兼女中頭として道家径間派を指導監督す る存在となる。見た目は八歳〜九歳の少女で声がやや舌足らず。常に和服を着てい る。 ○山村丈<やまむらじょう>(10) みずきが転校した四田市立南が丘小学校五年三組の男の子。 他の子と少し雰囲気が違うみずきに興味を持つ。外見はクール。ゲーマー。 最近の愛読書は「勝手に改蔵」クラスではハタ坊と呼ばれていて本人は内心嫌がっ ている。 ○湊貴代<みなときよ>(10) みずきの同級生の小学五年生。ギヨと呼ばれている。丈の席の隣。丈とは幼馴染 み。丈に言わせると容姿は可でも不可でもなく普通の女の子。(だがスタイルはいいら しい)勉強は苦手だが、カラオケが異常に上手いという特技を持つ。丈の事が 気になっている? ○大膳直美<だいぜんなおみ>(11) みずきの同級生で隣の席の女の子。とにかく喋るのが好き。ナオと呼ばれている。 ○湊慧<みなとあきら>(12) 貴代の姉。丈の初恋?の小学六年生。理科と算数が得意。見た目の性格は 噂好きの(他意はありません)でおしゃべり好き。(他意はありません) だが基本的には優しい女の子。猫が好き。将来、酒が入ると絡み酒になるかもしれ ない(他意はありません)。 ○連義史<むらじよしふみ>(13) 幹人の友人で同級生。かなりませている。ちょっと不良っぽい容姿も性格も異性 関係も幹人とは対称的だがなぜか気があっている。 ○連陽子<むらじようこ>(11) 義史の妹。七歳の時に男に暴行されてから異端の間の者、垂間の者として 覚醒し、殺人を繰り返し始める…が。 ○佐伯隆広<さえきたかひろ>(44) 内務省特別高等捜査局国内調査部部長の肩書きを持つ斜間の者。義史と陽子の叔 父。通常捜査を装いつつナムルスタックの命を受け、垂間の者を追う。 ○斜間・佐伯ナムルスタック<しゃま・さえきなむるすたっく>(-) 斜間派の総帥。沙居の数倍の時間を生きている。いつ登場するんだろう? |